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カレーの捨て方とやってはいけない捨て方!腐ったカレーの見分け方は?

自宅でカレーを多めに作って余らせてしまい、腐ったなどの理由から捨てざるを得ない状況になった時に正しく処理できているでしょうか。

今回はカレーの捨て方とやってはいけない捨て方などについてお話ししていきたいと思います。

目次

カレーの捨て方

カレーは可燃ゴミとして出す

結論から言いますとカレーは可燃ゴミ(燃えるゴミ)に出すのが正解です。

家庭で作るカレーの場合つい多めに料理した結果、余ってしまって腐らせてしまうなんてことも珍しい話ではありません。

様々な理由で大量に捨てることになったカレーは煮込み料理の部類ですので、汁物料理のように汁物の水分を切って具材を捨てることが中々難しいです。

そのため、カレーを燃えるゴミとして捨てるためにはいくつかの準備が必要になります。

カレーを捨てるために用意するもの

カレーを捨てるために以下のものを準備しましょう。

  • ゴミ袋….地域指定のゴミ袋、指定のない場合はコンビニ等のビニール袋
  • 新聞紙3〜4枚….代用としてキッチンペーパーやティッシュペーパー、包装紙などでも可

ゴミ袋を2枚用意する理由としては、何かのきっかけで袋を擦って穴が開いてしまったりした時の予防策と考えてください。

腐ったカレーが袋から漏れてしまって周りが汚れたり、悪臭が漂ってしまってはたまりませんよね。

もし捨てる予定のカレーが大量になってしまうのであれば、用意するゴミ袋を追加して小分けしましょう。

可燃ゴミとして出すまでの手順

カレーを可燃ゴミとして出すまでの手順は以下のようになります。

1.鍋に入った状態のカレーを十分に冷ます

カレーを捨てるためにはまず鍋に入った状態で十分に熱を冷まします。

カレーの熱の状態にもよりますが常温で冷ます場合は3時間以上、冷蔵庫にスペースがあれば2時間ほど冷やしましょう。

2.ゴミ袋(ビニール袋)に捨てるカレーを移す
  • 十分に冷めたカレーを鍋からゴミ袋(ビニール袋)に移します。
  • カレーの水分を吸収するために新聞紙やキッチンペーパー類を柔らかく丸めた状態でビニール袋に入れます。
  • 移す際におたまを使って移すのも良いですが、鍋からなるべく綺麗に残したくないことを考えるとビニール手袋や手が収まるサイズのビニール袋を使って作業することをオススメします。

冷めたカレーはペースト状になっているため手で掬うのもそれほど大変ではないはずです。

3.可燃ゴミの日に捨てるまでの保管方法

捨てるカレーをビニール袋に移し終えたら、漏れないようにしっかり口を結んでおきます。

捨てる日が翌日や当日であればそのまま可燃用のゴミ袋に入れても構いませんが、日にちが少しあるのであれば臭いを防ぐためにも冷凍庫で保管すると良いでしょう。

その際に周辺の干渉を避けるためにビニール袋を2重にしておくと安心です。

冷凍庫にスペースがなければ冷蔵庫でも良いですし、もしくは密閉できるゴミ箱に保管するようにしてください。

やってはいけないカレーの捨て方

直接排水溝へ流す

余ったり腐ってしまったカレーをキッチンの排水溝へ直接流してしまうと、排水管の内側に油がこびり付いてしまい詰まりの原因になってしまいます。

排水管は年月と共に料理の油などが蓄積して内側を汚していくため定期的に掃除が必要ですが、カレー等の油をたっぷり含んだものを直接排水溝へ流すことで汚れの蓄積を早めてしまう恐れがあります。

賃貸物件等では排水管が古いままである場合、詰まりやすくなっている可能性もあるのでカレーや油物を直接流すのは絶対に避けましょう。

直接トイレに流す

カレーに含まれる調理油は排水溝に流すと一緒に流す水によって冷えて固まりやすいのと排水管にこびりつきやすく、中々落ちにくく蓄積していきます。

トイレに流して捨てることもキッチンの排水溝と同様に、排水管が傷んで詰まる原因になりますので避けるのが賢明です。

腐ったカレーの見分け方

見た目に注目してみる

カレーが腐っていないかどうかを見た目で判断する目安として以下のような状態を確認してみましょう。

  • 白い膜が張っている
  • 白っぽい斑点が現れている
  • 粘り気のある糸がひかれた状態
  • 明らかに具材が変色している

長時間に常温放置したカレーの表面に白い膜や斑点などを確認できたらそれはカビ菌の可能性があります。

腐ったカレーのカビ菌は表面状だけでなく中身にまで浸透していることも予想され、再加熱しても殺菌はできません。

臭いにも注意する

カレーの美味しそうな匂いとは別の悪臭を感じたら、腐っている可能性は非常に高いと言えるでしょう。

  • 酸っぱい臭い
  • 腐敗臭

酸味の強そうな臭いや生臭さには特に注意したいところです。

味の極端な変化

腐ったカレーの多くは見た目と臭いで判断ができそうですが、わからずに口にしてしまった時に酸味が強かったり極端に発酵したような味覚を感じたら食べ続けるのは避けた方が良いでしょう。

食中毒の原因になるウェルシュ菌にも注意が必要で、この菌は酸素を避けながら煮込み料理などの鍋底などに潜伏して増殖します。

一度増殖してしまうと長い間加熱しても死滅せず、ウェルシュ菌の潜んだ料理を食べてしまうと人によっては腹痛や下痢といった症状を起こす可能性が強くなります。

作ったカレーは早めに消化する

自宅で作ったカレーはその日のうちに食べ切ってしまうのが理想ですが、現実的には余ってしまうことの方が多いのではないでしょうか。

筆者の場合もカレーを作る時はほぼ二日分と割り切って作ります。

カレーは非常に痛みやすい料理でもあるので保存する場合は以下を目安として冷蔵庫、冷凍庫に移しましょう。

  • 冷蔵庫….二日以内に食べ切る場合(鍋に入った状態で保存可能)
  • 冷凍庫…..タッパなどに小分けして一週間ほど

冷蔵冷凍いずれの場合でも、いつまでも常温のまま放置せず早めに冷まして移すことも忘れないでください。

保存したカレーはしっかりと加熱してから食べるようにしてください。

腐ったカレーが入っていた鍋の掃除方法

鍋のこびりつきを拭き取る

こびりついたカレーも直接排水溝に流してしまうと、ゆくゆくは詰まりの原因になってしまうので気をつけたいところです。

鍋から大元のカレーを取り出した後は、内側にこびりついたカレーをキッチンペーパーなどを使ってできるだけ綺麗に拭き取っておきましょう。

拭き取ったキッチンペーパーは小さめのビニール袋などに入れてから可燃用のゴミ袋に入れておくと、臭いも気にならずに済むと思います。

食器用洗剤を使って洗う

つけ置きできる食器用洗剤をお湯と混ぜながら鍋の容量たっぷりにした状態で、しばらく放置します。

時間の経過と共に汚れが浮かび上がったところで鍋のお湯を洗い流してから、スポンジに食器用洗剤をつけて鍋を洗っていきます。

つけ置きの後なのでゴシゴシと洗う必要はなく、仕上げのつもりでやさしく洗いましょう。

余ってしまったカレーの活用

カレー食パン

二日目のカレーをそのままご飯と合わせて普通に食べるのも良いのですが、食パンの上にカレーをかけて食べるのも良いですね。
ツイートではチーズを加えてピザ風アレンジにしていますが非常に美味しそうです。
食パンとカレーの組み合わせは定番とも言えそうですがチーズを加えたりタマゴとコショウ、バジルなどを使っても良いと思います。
また、食パンを2枚使ってカレーサンドにしても美味しいですね。

残りカレーで!オープンカレーパン

カレーうどん

余ったカレーを翌日にカレーうどんにしてしまうのも良いですね。
余ったカレーを水と麺つゆを使って作るわけですが、水と麺つゆの割合は余ったカレーの量やうどんに合わせながらとろみも兼ねて好みで良いと思います。
ネット上では麺つゆだけでなく片栗粉を加えてとろみを増したり、麺つゆではなく和風出汁とかつお節を使ったアレンジなども見受けられました。
具材もネギや油揚げ、鶏肉など選択も自由ですね。

【カレーうどんレシピ】残りカレー&めんつゆだけ。「黄金比」で味が決まる!

カレードリア

カレードリアというアレンジも人気のようで、ツイートの中でもいくつか見受けられました。
グラタン用の皿が必要になりますが、カレーとチーズの相性を考えると納得のアレンジではないでしょうか。

残ったカレーで美味カレードリア

まとめ

今回はカレーの捨て方とやってはいけない捨て方についてお話しを進めてきました。

  • 正しい捨て方….カレーを捨てる時は可燃ゴミとして出す
  • やってはいけない捨て方….キッチンやトイレの排水溝に直接流すのは詰まる原因になるので避ける

自宅で作るカレーは好みの具材を使ったり、自由度もあって多めに作ってしまうというのも決して珍しいことではありません。

せっかく作ったカレーを腐らせて捨ててしまうのもちょっともったいないので、適切に保存することと早めに消化してしまうことも大切になってきますね。

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