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ランタナの花言葉が怖いと言われる理由はなぜ?

ライフハック
2022年8月21日

ランタナという花をご存知でしょうか。
ランタナは、鮮やかでカラフルな色の小さい花が寄り集まって丸い形を成しているので、手毬にも見える可愛らしい花ですが、なぜランタナの花言葉が怖いと言われるのでしょうか。

目次

ランタナとは

ランタナはクマツヅラ科の常緑低木で亜熱帯地域で広く野性化しており、原産は中南米で主に観賞用に栽培されています。

学名Lantana　camara L.
英名Lantana
和名シチヘンゲ（七変化）、ランタナ
科・属名クマツヅラ科七変化（ランタナ）属
原産地熱帯・亜熱帯　中南米
花の色赤色、白色、黄色、オレンジ、ピンク
開花時期5月～11月頃
草丈20㎝～30㎝程度
その他初心者にも栽培しやすい

ランタナの花の品種

ランタナは約150種が亜熱帯地域に広く分布しています。
原種の中の1つランタナ・カマラは1m程度の低木ですまた、もう1つのコバノランタナは、地面を這うような状態で枝を広げて育ちます。

ランタナの花の特徴

ランタナの花の特徴は、緑色のつぼみから開花すると花の色が変わります、また開花すると半年以上も咲き続けます。

ランタナは亜熱帯地域が原産であることから、暑い日差しにも強い植物です。
温暖な地域では冬越しもできますが、耐寒性が弱いので冬は屋外で育てるのは難しいことから冬の時期は鉢植えにして室内で育てることをお勧めします。

ランタナの花の色

夏になると小さいな実を付けます、つぼみも可愛らしく咲き始めは緑色ですが、段々と色が変化して行きます。

ランタナの花の色はとても色とりどりです、赤色、ピンク、白色、黄色、オレンジなど段々と花の色が変わっていくのが特徴であり、和名の七変化もそこからが由来のようです。

ランタナのつぼみが緑色から徐々に開花していく中で変化していくのがよくわかりますね。

ランタナの花の色は七変化と言われるように花の外側から中心に掛けて咲き段々と色が変化します

色とりどりのランタナの花イメージですが白色は珍しいですね

ランタナを植える際の注意

とても、丈夫で育てやすい植物なので、初心者でも簡単に育てることができます。
しかし野性化するとその地域の植物に影響を及ぼすこともあるので植える際には十分注意しましょう。

また、ランタナの実の中に入っている種には毒性があるので決して口に入れてはいけません。
庭に植えた際は、小さいこどもや家で飼っているペットが口にしないよう注意が必要です。

ランタナの花は小さいため散った際には、ベランダの掃除が大変なことも

ランタナは植えてはいけない

ランタナは植えてはいけない花だと言われるますが、その理由はなぜでしょうか。

①ランタナは世界の侵略的外来種である

それは、ランタナが世界の侵略的外来種ワースト100の中に選ばれていることからです。
ランタナは亜熱帯地域の植物であることから、繁殖力が強く繁殖すると他の植物にも悪い影響を与えます。

②ランタナは毒性が強い

また、ランタナの種には「ランタナン」という毒があり、人間がその種を誤って口にすると下痢、腹痛などになり最悪の場合、死に至ることもあります。

ランタナの種には他にも「アレロパジー物質」と言う成分があり、これは他の植物の生長を妨げる成分なので生態系にも悪い影響を与えることから植えてはいけないと言われる理由でしょう。

ランタナの可愛らしい花からは異なる繁殖力の強さは植える場所を考えなければいけません

ランタナの花の名前の由来

ランタナの名前の由来は、諸説ありますが、ラテン語で曲がると言う意味の「Lantare（レンタレ）」が名前の由来と言われる説と、ガマズミの仲間ViburnumuLantana（ビバーナム・ランタナ）の仲間に似ているからと言う説があります。

ランタナの花言葉

ランタナは色とりどりできれいな可愛い花ですが花言葉は何でしょう。

「協力」「合意」

ランタナは、小さい花が寄り添うように集まって1つの形になっていることや、小さな花が助け合っているように見えることからこのような花言葉になったのでしょう。

「心変わり」

ランタナが、緑色のつぼみから開花していくと花の色が段階を追って変わるので、心変わりと付けられたのでしょう。
また、このことから、和名は「七変化　しちへんげ」と名付けられています。

「厳格」

亜熱帯地域が原産なので、真夏の厳しい日差しにも負けることなく、何日もきれいな花が咲き続ける姿から付けられたのかもしれません。

ランタナの花言葉が怖いと言われる理由

ランタナは、鮮やかな花の色で、とても小さい花が寄り添っていてかわいらしい花ですが、ランタナの花言葉が怖いと言われる理由は何でしょうか。

それは、花のイメージとは異なる特徴にあるのではないでしょうか。

ランタナの花言葉の1つである「心変わり」は、きれいな可愛い花からは異なる負のイメージを連想させます。

そして、ランタナは、世界侵略的外来種ワースト100に選ばれていることや、種や花には毒性があるので、「怖い」と言うイメージに繋がることが理由なのでしょう。

世界侵略的外来種ワースト100にも選ばれているランタナ

まとめ

ランタナの花言葉は「怖い」と言われますが、ランタナの花言葉からは「怖い」と感じることばはありません。
しかし、ランタナの花の特徴をよく理解すると「怖い」と言われてしまう理由がわかります。

ランタナは小さな花が寄り添っている姿が可愛らしく、花の色が七変化し花咲く期間が長いことで、私たちを楽しませてくれる花です。

また、ランタナは、1つの枝に多くのきれいな色の花が集まって咲くことから、良い人間関係に恵まれる、良い人たちが集まることで良縁が多くなるとも言われています。

ランタナの花を贈る場合は、花言葉の一つに「心変わり」とあり、和名は「七変化」と付いていることから、送る相手を考えてプレゼントしましょう。

職場やお世話なっている周りの方々への送るお花としては最適

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