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ソファーが大きすぎた!適切なサイズは?失敗の口コミを紹介

ソファーを購入して失敗したことがある人は、少なくないでしょう。その中でも「サイズが大きすぎ」が原因な場合が多い。

今回は、ソファー選びで失敗しないためのポイントや適切なサイズ、口コミから大きすぎた時の対処法など、お役立ち情報をご紹介します。

目次

ソファー選びのポイント

搬入路の幅・サイズを確認しておく

大前提として買ったソファーが運び込めるかどうかを知っておく必要があります。

ソファーを運び込む時に通る経路の幅やサイズを測っておきましょう。
(玄関・廊下の幅・ソファーを置く部屋の入口など以外に、集合住宅の場合は階段やエレベーター、共用部分の広さも必要)

まだどんなソファーを購入するか決まっていなくても、通る場所の幅・サイズを知っておく方がソファーを選ぶ際に絞り込みが出来き、効率よく選ぶことができます。

最近は、家電や家具を搬入する前に、事前に配送業者が来て搬入できるか調べてくれるサービスもあります。
そういったサービスがあるか、聞いてみることをオススメします。

ソファーの適正サイズを算出する

部屋の大きさに対して置くことができるソファーの最大サイズと最小サイズを算出することが大事な準備。

家具配置には基本距離があり、それを踏まえて計測していきます。

ここでは「リビングルームのテレビの真正面にローテーブルをはさんでソファーを配置」する場合を想定して説明していきます。

ソファーとテレビの距離

ソファーとテレビの適正距離は、テレビ画面の高さの3倍の距離が基本。

例えば50インチのテレビの場合、テレビ画面の高さが620mmなので、計算式は620×3=1860となります。
つまりテレビとソファーの距離は1860mmは必要、という事です。

テレビの大きさによって距離が変わってくると言えるでしょう。

ソファーとローテーブルの距離

もしテレビとソファーの間にローテーブルを置くとしたら、テーブルとソファーの距離は300~400mmが必要。
一般的のこの距離が、立ったり座ったりするのに最適と言われています。
逆にそれ以上離れると、テーブルの上の物が取りにくくなる。

テレビ台からローテーブルの距離

ゲームのソフトやDVDのディスクをデッキから出し入れしたり、テレビ台の引き出しや扉の開け閉めをしたりするなどをスムーズに行うためには、テレビ台の前は600mmのスペースが必要だと言われています。

また、ローテーブルとテレビ台の前を通る場合も、同様の距離(生活動線)が必要とされています。

生活動線の距離

生活動線とは、人が通る時に必要な幅のこと。

ソファー周り(背・左右)に、人が通る時に必要な距離は600mmは取るようにしましょう。
一般的に人ひとりがスムーズに通るためには、600mm前後の幅が必要とされているからです。

以上のポイントを考慮に入れて測っていくと、部屋に置けるソファーのサイズがどれくらいか算出することができます。
それをメモしてお店やネットで好みのソファーを探しましょう。

このようにサイズを確認してから買うことで、ソファーの失敗で最も多い、「大きすぎた」という失敗も避けることができます。

快適なソファーの条件とは?

ここでは、ソファー自体の快適性を説明します。

快適なサイズ

部屋に置けるソファーの最大サイズと最小サイズが算出できたら、それに収まるサイズのソファーを選ぶわけですが、判断基準は何人で普段座るのか、それによっては2人掛け、3人掛けなど大きさが決まってきます。

そこで重要になってくるのが、快適に座るために必要な「座面の幅」。

  • 1人が快適に座るために必要な座面の幅:600mm
  • 2人が快適に座るために必要な座面の幅:120mm

といった具合に1人増えるごとに600mm加算していくわけです。

快適なデザイン

上記を参考に座面の幅を確保しつつ、「デザイン」によってはさらに横幅が広くなることを知っておきましょう。

例えば、両端にひじ掛けがある場合など。
ひじ掛けは欲しいけど横幅が生活動線を狭くしてしまう場合は、ひじ掛け無しのデザインに変更する必要も出てきます。

さらに、背もたれの高さや座面の奥行などは、どのように使うかによって変わってきます。

例えば、ゆったり背もたれに寄りかかってくつろぎたいのであれば、座面の奥行は深めで柔らかい素材のデザインを。
仕事や勉強、食事などをメインに使用するなら、座面は座った時足が直角になる高さで硬めの素材が疲れにくいなど、
使用の方向性によって重視する点が変わってきます。

このように、快適なソファーにはさまざまな条件があるので、購入後の生活をよく想像して選ぶことが大切です。

ソファー購入時の注意点

ソファーを搬入するときの料金

配送料以外に、搬入先が高層階でエレベーターがないなどで吊るしてベランダから搬入したり、階段で運んだりする場合に追加料金が発生する場合があります。
購入の際、お店に確認しておきましょう。

返品・交換が可能かどうか

万が一、どうしても返品・交換がしたい場合、受け付けているかを確認しておくと安心。

ただ、どの家具メーカーも自己都合による返品や交換には応じていないようです。
自己都合というのは、「イメージが違った」「色やサイズを変えたい」「においが気になる」など。

また、初期不良に関しても返品・交換が可能かどうかはお店によるので、その点も確認が必要です。
初期不良とは、搬入時に既に汚損・破損が見られる場合のことです。
この場合も自己都合による汚損・破損はもちろん受け付けられません。

仮に、正当な理由で交換が可能だったとしても、在庫が無ければ交換ができない、となります。

しかし、上記でご紹介した「ソファーの適正サイズを算出する」を参考に、事前確認をしっかり行えば、まず返品・交換が必要とはならないので事前準備は怠らずにやることをオススメします。

日々の掃除がしやすいかどうか

ソファー周辺の掃除がしやすいかどうか、実際、自宅に置いた場面を想像して、シュミレーションするとよいでしょう。
特に脚周りや座面の下にほこりが溜まりやすいので、掃除機やお掃除シートが入る高さなのかを見ておくと安心。

手入れのしやすさ

理想のソファーと、実際の手入れのしやすさを比較して決めることも大切。
布製・合皮・本革など、素材によってお手入れ方法が違いますので、その点もよく確認しておく必要があります。

ソファー購入の失敗談・口コミ

ここでは、ソファーを購入したけど「失敗した!」という事例をいくつかご紹介します。
大きすぎたこと以外に、さまざまな”落とし穴”があるので合わせて知っておくとソファーを買うときの参考になるでしょう。

ソファーは高い買い物。
先輩方の事例を参考に、大きすぎて失敗、なんてことの無いソファーの購入を目指しましょう。

せっかく新調したけれど、ソファーが大きすぎた件

ソファーとテレビ台を一新したものの、ソファーが大きすぎて後悔している事例。
テレビ台は丁度良い大きさなのに、ソファーが1人分大きい感じがしますね。

もしかしたら、家族3人だから3人掛けのソファーを用意したのかもしれませんが、必ずしも人数分が座れるソファーにしなくてもいい場合もあるのです。

例えば、我が家の場合3人家族で、そろってソファーに座ってアニメや映画をみたり、テレビゲームなどをやったりしていました。
でもそれは、休日の数時間程度だったので、普段は2人掛けソファーにして、必要な時に折りたたみイスや小さいスツールを用意すれば事足りたかも、と思う時がありました。

その理由は、決して広くはないマンションのリビングだったから。
結局、大きなソファーは処分し、その後ソファーは買わず座椅子ひとつ置いてあるだけにしました。
すると掃除が楽になったばかりか、座椅子をどければヨガやストレッチなどのスペースもすぐ作れるので、リビングを多目的に使えて便利に!

購入前に、毎日どのようにソファーを使うのか想像して、人数分の座面が必要か否かも検討すると後悔しないで済むでしょう。

「人をダメにするソファー」が大きすぎて失敗!回避策とは?

ソファーはソファーでも、「人をダメにするソファー」を通販で買って失敗した事例です。

みなさんも経験があると思いますが、展示場は広いフロアの場合が多く、その場で見ると丁度いいサイズに見えていても実際、自宅に置くと意外に大きくて場所を取ることが分かり、後悔するパターン。
実店舗で見ても誤認するのに、通販で失敗なく買うのはかなり難しいでしょう。

しかもこのタイプのソファーは、座る前と座ったあとの面積が変わるので、部屋で使うイメージがしにくいのが難点だといえます。

そこでこのソファーの失敗回避策としてオススメしたい方法は、実店舗で座る前と座っているときのサイズの両方を測ること。
そしていったん家に帰り、座っているときのサイズ(最大サイズ)を布団などで作って部屋に置いてみると、購入後のシュミレーションができるでしょう。

ベッドにもならず物置きに。理想で買って失敗した件

大きすぎるソファーを捨てたがっている様子。
捨てるにも今は大型ごみの費用が1,000~2,000円くらいかかりますから、容易に捨てられないのでしょう。

理想で買って失敗する理由は、ソファーそのものしか見ていないからです。
置く場所の周りの環境を考慮して、しっかり生活動線に必要な距離を測ってから購入することで、本当にその部屋に合ったサイズのソファーを選ぶことができます。

サイズ計測の重要性を改めて感じる事例ですね。

ソファーの「重さ」は盲点?

硬い、重い、でかい……失敗の三重奏。

この事例から気づくことは、重さに関しては考えて買う人は少ないかもしれない、ということ。
確かに重量があるよりは、軽いソファーがあったら掃除や処分の際の移動が楽でいいですよね。

そこで軽くて丈夫なソファーとして思いつくのが、(ラタン)で編まれたソファーです。
アジアン雑貨のお店や、南国のホテルなどでよく見かけると思いますが、藤製品はとても軽くて丈夫で通気性も良いので、女性一人でも移動できたり、通気性の良さは湿度の高い日本の気候にも合っている材質。

ソファー選びには是非、重さや素材も考慮に入れてみることをオススメします。

お店と自宅ではソファーの大きさに錯覚が

こちらのケースも、お店で見た時は大きく感じなかったのに、自宅に搬入してみたら大きくて失敗した事例。
「恐るべし存在感」とまで言ってしまうほど、お部屋に対してソファーが大きいのが伝わってきます。
皆さん、ソファーを買う前に部屋の大きさとのバランスを考えて、正確に計測してから購入しましょう。

廊下でムギュ!搬入時の注意点

こちらはソファーを搬入している最中の様子。
なんとか廊下を通過できていますが、保護材が貼っていないので壁に擦り傷が出来そうで心配ですね。

この事例ではおそらく自分で搬入しているので、壁の保護まで気が回らなかったのでしょう。
でも、搬入を自分でやる時は、保護材を貼るなどの下準備は必須。

大きさに関してはツイートしている方のコメントからすると、大きすぎて既に後悔されている様子が伝わってきていますが、リビングはこのソファーが余裕で収まるくらい広いことを祈るばかりです。

ソファーが大きすぎても対処法がある場合

大きなソファーを買って失敗だと思っても、タイプによっては対処法がある場合があります。

こちらの事例。
ゆったり座れそうな素敵な「カウチンソファー」ですが、やはりかなりお部屋を占拠している感じがします。
このタイプを購入しては、自宅のリビングには「大きすぎた」という失敗は後を絶ちません。

ただ、よくみると画像のソファーは椅子が切り離して使えそうですね?
もし大きすぎて失敗してしまっても、切り離せるタイプなら別の部屋に分割して置く、という対処法が可能なので、あきらめる前に試してみるとよいでしょう。

ソファーが大きすぎて後ろの収納が開かない!

ソファーを置いたら思ったより大きすぎて、後ろの収納が開かなくなってしまった事例。

この方の場合は、どうやら家具の配置を変えれば使えるようになるみたいなので、収納が開かない問題は何とかなりそうで良かったですね。

でも、もし配置換えもできない場合、ソファーを返品もしくは買い替えしなくてはならなくなります。
しかしソファーは返品対応してくれるお店がほとんどないのが現状。
くれぐれもサイズの確認は事前にしっかり行いましょう。

まとめ

ソファー選びのポイントとして、以下の項目を取り上げて説明してきました。

  • 搬入路の幅・サイズを確認
  • ソファーの適正サイズを算出
  • 快適なソファーの条件
  • ソファー購入時の注意点

また、ソファー購入の失敗談・口コミでは、様々な事例を見ることで自分だけでは気づかない注意点にも気づけるように。
その中でもサイズを事前にきちんと測らなかったために、「大きすぎた」という失敗が圧倒的に多いことが分かります。

お店やネットで見ると、ソファー周りの景色が自宅とは違うため錯覚して思ったより大きかった、となるので感覚だけで選ぶと失敗に繋がる。
だから事前の計測が重要なのです。
搬入時の通路から実際に置く部屋の広さや他の家具との距離を正確に測ることが大切。

以上、参考になればうれしいです。

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